専用のヘッドを回転させながら地中を掘削し、同時にセメント系の固化材と水の混合物(セメントミルク)を流入・撹拌する事で柱型の改良体を地中に作成します。
その特徴として以下の点があります。
一般的には杭工事に比べて経済性で優位となるケースが多く広く採用されている工種です。独立基礎、布基礎、ベタ基礎、またはその他構造物まで幅広く対応する事が出来、多くの実績があります。
(性能証明工法)(証明番号:GBRC-08-06)
良品質なウルトラコラム工法で強固な基礎づくりを実現。撹拌力に優れた独自のヘッドを使用するので常に安定した固化が期待できます。 また、柱状改良の懸念材料となる固化不良をなくします。
マルスドライバー(MD-120II・MD-60) |
攪拌装置 |
建築技術性能証明 |
施工機械を使い分けます |
サンプラーによるモールドコア採取 |
ボーリングコアによるコア採取率の確認 |
ウルトラコラム工法は性能証明を取得した柱状改良工法です。
ウルトラコラム独自の撹拌ヘッドを使用する為、一般的な柱状改良に比べて撹拌能力が高く、固化不良を防ぎます。
通常の柱状改良や他の性能証明工法と違う点は、コラムの比抵抗値を測定する事で固化具合の確認を行うなどの、管理基準の綿密さにあります。
小規模建築物や大型の集合住宅、店舗などの建築物、また擁壁や管渠工事のような工作物と言った様々な計画物に採用されています。
また弊社では沖縄県での採用事例も多く、従来の打撃タイプのPC杭に変わる工法として注目を頂いています。
(性能証明工法)(証明番号:GBRC-05-12)
セメント固化材の芯材に鉄を加えた芯柱で、強力な支持力を実現しました。
ソイルセメントコラムの仕様 |
段付き鋼管の仕様① |
段付き鋼管の仕様② |
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段付き鋼管の仕様③ |
タイガーパイル工法も性能証明を取得した柱状改良の一種ですが、多くの柱状改良系の工法とは大きく違う点があります。
通常のコラムを作成した後、その内部に鋼管をセットする事で、柱状改良と鋼管杭の両方の強度を併せ持った力を発揮します。
柱状改良系の工法で最も懸念されるのは「固化不良」と呼ばれる現象で、土質などの影響によりセメントが上手く固まらない場合があります。
仮に固化不良が起こった場合でも、内部の鋼管杭の力により建築物をしっかりと支える事が可能です。
(小規模建築物向け工法)